⚡ 充電ケーブル PD深掘り!タイプ別機能と最新規格240W時代の選び方
皆様こんにちは 元ホームセンターバイヤーの ホムスタです。
スマホ充電ケーブルには様々なタイプがあります。
お店にてもよくご質問頂きます。 基本的な選び方は「スマホの充電ケーブルはどれ使う?」の記事をご参考に。
今回は充電ケーブルの Type-C「PD」について少し深堀したいと思います。
スマートフォンから高性能ノートPCまで、あらゆるデバイスの充電を担う「USB Type-Cケーブル」。その性能を決定づけるのが、高速・大容量充電規格のUSB Power Delivery(PD)です。
現在充電ケーブルで悩まれているなら PD対応で考えていくのが良いかと思います。従来より充電スピードが速く、パワーがある為、スマホ以外でも活躍します。
しかし、「PD対応」と一言で言っても、ケーブルには機能と種類によって大きな違いがあります。この記事では、PDケーブルのタイプ別の機能と、最新規格の動向、そして賢い製品の選び方をご紹介します!
🔋 PDケーブルの「機能」を分ける2つの軸
PDケーブルを選ぶ際に注目すべきポイントは、主に「電力(W)」と「データ転送速度(Gbps)」です。
軸1: 電力(W)による分類
| タイプ | 最大電力 | 主な用途 | 特徴 |
| スタンダード | 60W(3A) | スマホ、タブレット、軽量ノートPC | 日常的な急速充電に最適。 |
| ハイパワー | 100W(5A) | MacBook Proなど高性能ノートPC | eMarkerチップ内蔵が必須。高速充電の主流規格。 |
| 最新EPR | 140W〜240W | ゲーミングPCなど超高出力デバイス | PD 3.1規格に対応。新時代の給電を担う。 |
データ転送速度による分類
PDケーブルは基本的に充電用ですが、データ転送の速度によっても価格や用途が変わります。
- USB 2.0(480Mbps): 主に充電に特化しており、最も安価です。データ転送はできますが速度は遅め。
- USB 3.x(5Gbps / 10Gbps): 大容量の写真や動画ファイルを頻繁にPCとスマホ間で転送する方におすすめ。
- USB4 (20Gbps / 40Gbps): 高速なデータ転送、4K映像出力(にも対応。これ一本で全てを賄いたい方に最適です。
- Thunderbolt (40Gbps): 高速データ転送 8Kにも対応
* USB4はIntelやApple、Microsoftなどを含む多くの企業が名を連ねる規格、ThunderboltはIntelとAppleが使用している、IEEE1394の後継規格です。 お互い互換性はありますが、それぞれの対応規格を使った方が良いと思われます。
🚀 最新規格「PD 3.1と240W時代」の到来
従来のPDの最大出力は100Wでしたが、最新のPD 3.1規格では、電力供給範囲が240Wにまで大幅に拡張されました(EPR: Extended Power Range)。
この240Wケーブルの登場により、これまで専用のACアダプターが必要だった高性能なゲーミングノートPCやワークステーションへの給電も、USB-C一本で可能になります。
【重要】 100Wや240Wなどの高出力ケーブルを選ぶ際は、必ずケーブルがeMarker(下記参照)と呼ばれる認証チップを内蔵していることを確認してください。このチップが安全に大電力を扱うための「IDカード」の役割を果たします。
✨ あなたの用途別おすすめ製品選びのヒント
PDケーブル選びで失敗しないためには、「何をしたいか」でタイプを絞り込むのが賢明です。
◉ スマホ充電がメイン PD 60W(USB 2.0 / C to C)
◉ ノートPCも充電する PD 100W(USB 2.0 または 3.x)
◉ データ転送も超高速に PD 60W〜100W + USB 3.x以上


補足説明 「eMarker」の基本的な役割
eMarkerの主な役割は、ケーブルの能力を正確に伝えることです。
- ケーブルの能力を識別: ケーブルがどのくらいの電力(電流)とデータ転送速度(通信速度)に対応しているかを充電器とデバイスに通知します。
- 安全性の確保: 特に大電力を扱う際に、ケーブルの許容範囲を超えた電流が流れるのを防ぎ、安全な充電を実現します。
eMarkerが必要な条件
eMarkerチップは、以下のいずれかの条件を満たすUSB Type-Cケーブルに搭載が義務付けられています。
- 電流が3A(60W)を超える場合:
- 5A(100W)や48V/5A(240W)など、高出力のPD充電に対応するケーブルには必須です。
- データ転送速度が高速な場合:
- USB 3.1 Gen 2(10Gbps)やUSB4/Thunderbolt 3/4(20Gbps/40Gbps)などの高速データ転送に対応するケーブルにも必須です。
つまり、高出力充電や高速データ転送をしたい場合は、eMarker搭載ケーブルを選ぶ必要があるということです。
映像出力ケーブルの選び方
タイプCのケーブルには 映像出力ケーブルDisplayPortとしての機能がある物もあります。
🖥️ ケーブル一本でモニター接続!DisplayPort Alt Modeとは?
USB-Cケーブルの超便利な隠れた機能がDisplayPort Alt Mode(DP Alt Mode)です!
これは、本来データ通信や充電に使うUSB-Cの配線を利用して、DisplayPort規格の映像信号を送る機能のこと。
簡単い言えば、特別な変換アダプターなしに、ノートPCやスマホとモニターをUSB-Cケーブル1本で直接つなぎ、高解像度の映像を出力できます。デスク周りをすっきりさせたい方に必須の機能です!ケーブルとデバイス、モニターがこの機能に対応しているかチェックが必要です。
私も対応していないケーブルを使ってPCとモニターを繋げた所、チカチカと点滅してモニターとしての機能を果たさなかったです‥ やっぱりちゃんと揃えた方がいいのですね

タイプCケーブルのまとめ
充電ケーブルは、単なる付属品ではなく、デバイスの性能を最大限に引き出すための重要なアイテムです。
自分のデバイスの端子を確認し、急速充電に対応した高耐久性のケーブルを選べば、快適なスマホライフ、PC利用の快適化を送れるでしょう!ケーブルを新調する際に少しでも参考になれば嬉しいです。
他にもホームセンターでご相談を受ける事、ホームセンターのオススメ商品などを色々と配信しています。ぜひ覗いて下さいませ、発信情報が少しだけでもご参考になれば嬉しいです!

ではまた!
ホムスタ



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