家庭用消火器の選び方ガイド!種類・寿命・捨て方まで解説
皆様こんにちは!元ホームセンターバイヤーの「ホムスタ」です。
今回は「消火器」です。
特に冬場は乾燥したり、ストーブを使ったりと、火事のニュースも多く感じる時期です。
今一度この時期に防火対策として見直してみてはいかがでしょうか?
皆さんのご自宅に「消火器」はありますか? 「あるけど、どこに置いたっけ?」「そういえば随分前に買ったまま……」なんて方も多いのではないでしょうか。
実は、初期消火の成功率は約70%以上と言われています。 万が一の時、手元に使える消火器があるかどうかで、大切な家と家族の命を守れるかが決まると言っても過言ではありません。
今日は、いざという時に慌てないための「家庭用消火器」をご案内します。
1. なぜ家に消火器が必要なの?
「マンションだから共用部にあるし……」という声をよく聞きますが、火が出たその瞬間に、玄関の外まで走って取りに行き、戻ってくる余裕があるでしょうか?
火災の拡大スピードは凄まじく、天井に火が届くまで(約2〜3分) が勝負と言われています。この数分の間に、手元にある消火器で「初期消火」ができるかどうかが運命の分かれ道。 キッチンやリビングなど、火の気がある場所のすぐ近くに備えておくことが「最強の保険」になるのです。
2. 「粉」か「液」か?消火器の種類と違い
家庭用消火器には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれのメリット・デメリットを知って、自分の家に合ったものを選びましょう。
① 粉末(ABC)消火器
ホームセンターで売場に多く、最も一般的なタイプです。
- メリット: 火の勢いを抑える力が強く、油火災(天ぷら油など)や電気火災にも対応。価格が比較的安い。
- デメリット: ピンク色の粉が部屋中に舞うため、視界が悪くなり避難の妨げになることも。また、使用後の掃除が非常に大変で、電子機器などは粉が入ると故障の原因になります。冷却効果が弱いため、布団などは再発火する恐れがあります。
② 強化液消火器
近年人気が高まっている液体タイプです。
- メリット: 冷却効果が高く、布団やカーテンなどの深部火災に強い(再発火しにくい)。液体なので視界を遮らず、狙いを定めやすい。使用後の掃除も拭き取るだけで比較的楽です。
- デメリット: 粉末タイプに比べると少し価格が高めです。
③ エアゾール式簡易消火具
ヘアスプレーのような缶タイプです。※厳密には「消火器」ではなく「消火具」です。
- メリット: 安価(1,000円程度〜)で、軽くて操作が簡単。キッチンの隅に置いておけます。
- デメリット: 噴射時間が短く、能力は本格的な消火器に劣ります。あくまで「天ぷら油火災」などのボヤ用です。
3 家庭用おすすめ消火器3選
迷ったらコレ!という、今のトレンドを押さえたおすすめモデルをご紹介します。
【その1】デザインと軽さで選ぶなら
モリタ宮田工業「アルテシモ(住宅用)」
- タイプ: 粉末
- 特徴: アルミ製で非常に軽く、女性や高齢者でも扱いやすいのが最大の魅力。デザインもスタイリッシュで、赤い消火器特有の圧迫感がありません。腐食に強いのもポイント。
【その2】後片付けと確実性なら
ハツタ「住宅用強化液消火器(クマさん消火器など)」
- タイプ: 強化液(中性)
- 特徴: 食品添加物ベースの薬剤を使用しているものが多く、人体や環境に優しい。使用期限も長めのものが多く、何より「汚れない・よく消える」という実用性が最強です。天ぷら油火災にも絶大な威力を発揮します。ハツタは見た目も可愛いデザインが多いですね。
【その3】キッチンのお守りに
丸山製作所「火消しスプレー」
- タイプ: エアゾール式
- 特徴: とにかく手軽。スプレー缶サイズなので場所を取りません。「大きな消火器はちょっと……」という一人暮らしの方や、メインの消火器とは別にキッチンの手元に置くサブ機として最適です。
4. 知っておきたい「交換時期」と「捨て方」
ここが一番の落とし穴です! 消火器には「使用期限」があります。
- 寿命は? 家庭用消火器の多くは「製造から5年」です。(エアゾール式は3年程度のものも)。 本体の裏側やラベルに必ず記載があります。今すぐチェックしてみてください。10年以上前のものが眠っていませんか? 古い消火器は破裂事故の危険もあります。
- 捨て方は?「粗大ゴミ」では捨てられません! 消火器はリサイクル制度の対象品です。以下の方法で処分しましょう。
- 買い替え時に引き取ってもらう: ホームセンターなどで新品を買う際、無料で古いものを引き取ってくれるサービスを利用するのが一番簡単です。
- 専門窓口へ持ち込む: 「消火器リサイクル推進センター」のHPで検索できる指定引取場所に持ち込みます。
- 回収を依頼する: ゆうパックによる回収サービス(有料)もあります。
まとめ:今日からできる防災
いかがでしたか? 家庭用としては、「扱いやすく、掃除が楽な『強化液タイプ』」をリビングや寝室に1本、「手軽な『スプレータイプ』」をキッチンに1本、という組み合わせが最強の布陣です。
消火器は「使わないこと」が一番の幸せですが、万が一の時に「あってよかった」と思える唯一のアイテム。 ぜひこの週末、ホームセンターの防災コーナーを覗いてみてくださいね!
他にもホームセンターでご相談を受ける事、ホームセンターのオススメ商品などを色々と配信しています。ぜひ覗いて下さいませ、発信情報が少しだけでもご参考になれば嬉しいです!

ではまた!
ホムスタ



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