シャワーヘッドの交換をしたい！ヘッドの選び方と交換方法について

皆様こんにちは！　元ホームセンターバイヤーの「ホムスタ」です。

今回はシャワーヘッド交換の解説です。

毎日使うシャワー、なんとなく「備え付けのもの」をそのまま使っていませんか？実は、シャワーヘッドの交換は、とても簡単に出来るDIY」の一つです。

お店にてご相談を受ける際は、かなりシャワーヘッドが壊れてしまってからご相談される事が多いですが、最近はCMでお馴染みの「マイクロバブルやウルトラファインバブルと呼ばれる微細な泡を発生させるシャワーヘッドに変えたい！！」とご相談される事も多くなりました。

実は消耗品？シャワーヘッドの交換目安

「壊れていないからまだ使える」と思っていませんか？一般的に、シャワーヘッドの寿命は「約5年〜10年」と言われています。見た目はきれいでも、内部には落としきれないカビや汚れが蓄積していることも……。

以下のサインが出ていたら、交換のベストタイミングです。

お湯が変な方向に飛ぶ 散水板（穴の部分）に水道水のカルキ（カルシウム）が詰まり、水流が乱れています。掃除しても直らない場合は寿命です。
つなぎ目から水漏れする ヘッドとホースの接続部分からポタポタ水が垂れる場合、内部のパッキン（ゴム）が劣化しているか、本体に見えないヒビが入っている可能性があります。
汚れやカビが落ちない 黒ずみやピンク汚れが沈着して取れない場合、衛生面を考えて交換するのが吉です。

1. 最新シャワーヘッドのすごい機能

交換を決意したら、次は機能選びです。人気の機能はこちらです。

美容・洗浄重視（マイクロバブル・ウルトラファインバブル） CMでおなじみの「マジックが消える」あれです。毛穴よりも小さい泡が、シワや毛穴の奥に入り込み、汚れを優しく洗い流します。肌の水分量が上がったり、湯冷めしにくくなったりする効果も期待できます。
節水・手元止水タイプ 手元のボタンでお湯を止められるタイプ。こまめに止めることで、30〜50％の節水効果が見込めます。水道代だけでなく、ガス代の節約にもなるのが最大のメリット。
水圧アップ（増圧）タイプ シャワーの穴を小さく配置することで、少ない水量でも勢いのある水流を作ります。「家のシャワーがチョロチョロで弱い…」という悩みを持つ方に最適です。

2. 誰でもできる！交換手順

基本的には「ペットボトルのキャップ」と同じです。工具も不要な場合がほとんどです。

古いヘッドを外す 現在ついているヘッドを、反時計回り（左）に回します。 ※固くて回らない場合は、ゴム手袋をして回すと力が伝わりやすくなります。石鹸などでヌルヌルして力が入りくい場合もありますので、少しぬるみを取ってみてチャレンジしてみて下さい。
新しいヘッドを取り付ける 時計回り（右）に回して取り付けます。ギュッと手で締めればOKです。（同梱しているアダプターが必要な場合があります、多くの商品に「国内メーカー対応用アダプターが同梱されています）
注意点として、ネジは斜めに取り付けない様に！真っ直ぐに取り付けましょう！　斜めのまま強引にネジを入れていくと水漏れの原因になります。

3. ⚠️ここだけは注意！「アダプター」の罠

「買ってきたのに入らない！」というトラブルの9割は、メーカーの規格違いです。

そのまま付くメーカー：TOTO、INAX（LIXIL）、SANEI、KAKUDAI など
「専用のアダプター」が必要なメーカー：KVK、MYM、ガスター（東京ガスなど）

多くの市販シャワーヘッドには、この「変換アダプター」が数種類同梱されています。自宅のシャワーホースの根本にメーカー名が刻印されていることが多いので、購入前に必ずチェックしましょう。 ※バランス釜（浴槽の横に給湯器があるタイプ）や一部の高機能システムバスに付属している特殊なシャワーヘッドは対応していない商品もありますので要注意です。